1991年最初のWPGM(Western Pacific Geophysics Meeting)が金沢で開催されてすでに10年が経過した.このたび2002年10月に金沢において日本測地学会が開催されるのに合わせて,測地学研究全般および発展途上国における測地学研究・教育の発展に関する発表を中心とした国際シンポジュウムを開催する.
日本国内および国外において測地学に関係した研究・教育・実務に携わっている人々に参加を呼びかける.国内・国外参加者を問わず参加費は徴収しない.外国人参加者については,(1)日本測地学会会員であることは参加条件としない; (2)申請と審査により国内旅費を支援する用意がある.
先に述べたように本シンポジュウムにおいては,測地学全般に関する研究発表と同時に発展途上国における測地学的研究あるいは測地学教育に関する問題点あるいは提案発表も受け入れる.
日本人会員による本シンポジュウムへの発表参加を大いに歓迎する.
(29日(火)の一部および30日(水)は通常の日本測地学会第98回講演会を行なう)
会場は金沢市中心部に位置しており宿泊,観光にも極めて便利な場所である.
日本人以外の参加者については,希望申請があり,審査が通った場合日本国内旅費を補助する.迅速な連絡を確保するためにe-mailにて申請すること.必要な資料:講演Abstract,日本国内の出発地および(金沢を経由した後の最終地名,現在の居住地住所,必要理由.サンプルを日本測地学会HPに示す.補助が決定された場合,e-mail にて補助金額を通知すると共に,補助金はシンポジュウム会場受付において日本円で手渡す.
Organizing Committee of the International Symposium on Geodesy in Kanazawa, Faculty of Science, Kanazawa University, Kakuma-machi, Kanazawa, 920-1192 Japan
E-mail address: sympogeodesy@earth.s.kanazawa-u.ac.jp
〒920−1192 金沢市角間町 金沢大学理学部内
日本測地学会第98回講演会実行委員会
金沢は日本列島中央部に位置し(北緯36°32’,東経136°42’),日本海に面した人口45万人の都市である.古い城下町であり,古い日本の風景を残している著名な観光地の一つである.JR(北陸線),高速道路(北陸自動車道),航空機(小松空港)などにより全国の各都市と結ばれている.10月末は秋から冬への変わり目であり,平均気温13度程度.開催期間中に雪が降ることはないが傘は用意すべき.
より詳細な情報は以下のサイトからも得ることができる:
http://www.city.kanazawa.ishikawa.jp/ (金沢市:中国語,英語,フランス語,オランダ語,ポルトガル語,ロシア語,日本語)
http://www.nsknet.or.jp/heartkcb/ (金沢コンベンションビューロー:英語,日本語)
10月28日(月) シンポジュウム終了後同じ会場にて市民公開講演会(日本語).
10月29日(火) 夜間に懇親会を開催する.シンポジュウム参加者の参加を歓迎する.別途費用が必要(6,500円).
日本測地学会(http://wwwsoc.nii.ac.jp/geod-soc/)
会長 瀬川 爾朗 (東海大学海洋学部)
日本測地学会第98回講演会実行委員会
E-mail address: sympogeodesy@earth.s.kanazawa-u.ac.jp
委員長 河野 芳輝 (金沢大学理学部)
実行委員 福田 洋一 (京都大学大学院)
日置 幸介 (国立天文台水沢)
加藤 照之 (東京大学地震研究所)
志茂 久男 (国土交通省国土地理院)