2005年度 測地学サマースクールのご案内

日本測地学会では、学部学生及び院生を対象として毎年「サマースクール」を開催し、測地学分野の最新のトピックを最先端の研究者から直接紹介するとともに、測量作業を実際に体験いただき、現在の測地学に触れていただく機会を提供しています。
 今年は,測地学分野の最前線である精密海底測地、津波監視と惑星測地学に焦点をあて,また,基本的な測量機器に触れる実習を企画しています。多くの皆さんの参加をお待ちしています。

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  • テーマ:「測地学はどこまでできる:地球の動きから宇宙測地学まで」
  • 日 時:2005年8月1日(月)〜8月3日(水)(2泊3日)
  • 実施場所:京都大学 防災研究所 (京都府宇治市)
  • 宿泊施設 観光民宿 亀石楼(1泊朝食付6,300円)(宇治市宇治紅斉29)
  • 対象と人数:測地学に興味を持つ学部学生や院生(それ以外の方も歓迎します),24名程度
  • スケジュール(予定):
  • 1日目 8月1日(月)

    13:00−13:30 集合、諸注意(世話役)

    13:30−13:40 開校式 「ようこそ防災研究所へ」

    13:40−17:30    講義

    講義内容

    13:40−14:30 「海底測地観測の狙いと進捗状況」

    東北大学大学院理学研究科 藤本博巳

    14:30−15:20 「GPSが開く新しい地球科学の扉」

    東京大学地震研究所 加藤照之

    15:20−15:40  休 憩

    15:40−16:30 「比較惑星測地学への招待」

    北海道大学大学院理学研究科 日置幸介

    16:30−17:20 「月に飛び立つ測地学:SELENEで探る月重力場」

    国立天文台(水沢)地球回転研究系 松本晃治

    夕刻 懇親会

    2日目 8月2日(火)

    9:00−12:00, 13:00−17:00  測量実習(重力測定、GPS観測、水準測量)

    3日目 8月3日(水)

    9:00−11:30 解析実習(データ解析の方法、結果のまとめ・評価、総括)

    11:30−12:00 閉校式

    午後 : 防災研究所地震予知研究センターの施設見学(希望者のみ)

    実習の担当:大谷文夫、中村佳重郎、福崎順洋 他

備考

  • 申し込みは下記の世話役まで以下の情報を添えて、E-mail、Fax、郵送のいずれかで申し込みください。 締め切りは7月8日(金)としますが、人数枠に達ししだい、締め切ります。
  • (1) 氏名(ふりがな)、(2)年齢・性別、(3)所属大学・学科・学年、(4)住所・連絡先(電話・Fax・E-mailアドレス)、(5)見学(オプション)の参加希望の有無、(6)宿泊希望の有無

  • 当サマースクールの参加は無料ですが、参加者には、実費(宿泊費、懇親会費,期間中の食事代,テキスト代等)を負担いただきます。
  • 宿泊施設は、宇治川に面した観光民宿「亀石楼」を用意しております。
  • 最終日の午後は、希望者に対して防災研究所地震予知研究センターの施設見学を予定しています。
  • スケジュールは変更される場合があります。

世話役 京都大学防災研究所  徐 培亮(シュー ペイリャン)
電話: 0774-38-4018, FAX: 0774-38-4239
E-mail: pxu@rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp(@を半角の@にしてください)
または 京都大学防災研究所  大谷 文夫(おおやふみお)
電話:0774-38-4228 , FAX:0774-38-4239
E-mail: ohya@rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp(@を半角の@にしてください)
住 所 : 〒611-0011京都府宇治市五ケ庄

参加者の集合写真です。


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