学生による講演会優秀発表賞

 本学会の秋の講演会においては、学生の測地学研究を奨励することを目的として、特に優れた学生による発表を「学生による講演会優秀発表」と指定し、表彰しています。

  「学生による講演会優秀発表」表彰者および発表題目

  • 2019年度(令和元年度) 第132回講演会
  • ◯東北大学大学院 大野 圭太郎
    GNSSによる断層すべり分布推定の不確実性定量評価-南海トラフを対象とした 数値シミュレーション-
    ◯北海道大学大学院 柳谷 一輝
    InSARで検出した東シベリアの森林火災後地殻変動:凍上の物理的解釈

  • 2018年度(平成30年度) 第130回講演会
  • ◯東北大学大学院 大野 圭太郎
    リアルタイムGNSSによる断層すべり分布の不確実性定量評価の試み
    ◯北海道大学大学院 塚原 弘太郎
    InSAR解析により検出された台湾南西部における水平変動の時間変化
    ◯京都大学大学院 宮内 佑典
    阿蘇地域における相対重力変化:2016年熊本地震および火山活動静穏化(2015年-2018年)に伴う影響

  • 2017年度(平成29年度) 第128回講演会
  • ◯東北大学大学院 田中 優介
    搬送波位相から直接断層すべりを推定する手法の,2016年熊本地震への適用
    ◯静岡大学大学院 森上 竣介
    沈み込み帯プレート境界における大きな地震直後の断層すべり速度:改良大森則のような時間的減衰
    ◯名古屋大学大学院 川島 陽
    PPP解析に基づく2011年東北地方太平洋沖地震前の15年間における加速的地殻上下変動の検出
    ◯京都大学大学院 長縄 和洋
    アラスカ南東部における氷河性地殻均衡(GIA)に伴う絶対重力変化

  • 2016度(平成28年度) 第126回講演会
  • ◯東北大学大学院理学研究科 山本 龍典
    海底測地観測によるマルマラ海・北アナトリア断層でのすべり欠損量検出及びGNSSデータを併せた断層モデル推定
    ◯北海道大学大学院理学院 中島 悠貴
    超高層大気を伝搬する超低周波の火山爆発音:GNSS-TEC法による波面構造と音響エネルギー推定の試み
    ◯京都大学大学院理学研究科 伊東 優治
    2003年十勝沖地震の余効変動のモデル化における粘弾性緩和の重要性

  • 2015度(平成27年度) 第124回講演会
  • ◯北海道大学大学院 阿部 隆博
    ALOS-2/PALSAR-2によるアラスカ/ユーコン地域の氷河流動測定
    ◯東北大学大学院 今野 美冴
    係留ブイを用いたGPS/A海底地殻変動観測の測位精度評価

  • 2014度(平成26年度) 第122回講演会
  • ◯東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 高木 悠
    丸い地球における地震時変動の理論計算:その3次元描像
    ◯東北大学理学研究科地球物理学専攻 富田 史章
    海底地殻変動観測による2011年東北沖地震後の太平洋プレートにおける高変位速度の検出
    ◯北海道大学理学院自然史科学専攻 田中 優作
    2013年オホーツク深発地震の地震時重力変化

  • 2013度(平成25年度) 第120回講演会
  • ◯京都大学理学研究科地球惑星科学専攻 加納 将行
    アジョイント法による2003年十勝沖地震余効すべり域の摩擦パラメタの推定
    ◯東京大学理学系研究科地球惑星科学専攻 酒井 浩考
    投げ上げ式小型絶対重力計とその精度の向上について

  • 2012度(平成24年度) 第118回講演会
  • ◯北海道大学大学院理学院自然史科学専攻 木下 陽平
    数値気象モデルによるInSAR伝搬遅延シミュレーション:2008年7月3日の静岡での局地的大雨の事例
    ◯名古屋大学環境学研究科地球環境科学専攻 篠島 僚平
    Bending-Unbendingに伴うスラブの沈み込む速度の変化について

  • 2011度(平成23年度) 第116回講演会
  • ◯東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 西山 竜一
    宇宙線ミューオンラジオグラフィーと重力観測を組み合わせて見る昭和新山溶岩ドームの内部密度構造
    ◯北海道大学大学院理学院自然史科学専攻 安田 貴俊
    SARにおけるチベット北西部,西クンルン山脈における氷河サージの検出
    ◯東京大学地震研究所 落 唯史
    GPSと水準測量から見える東海スロースリップを跨ぐ期間のプレート間固着の変化

  • 2010度(平成22年度) 第114回講演会
  • ◯北海道大学大学院理学院自然史科学専攻 岡崎 郁也
    GPS電波掩蔽観測で捉えた2010年アイスランド火山噴火に伴う大気変動
    ◯京都大学防災研究所 中村 悠希
    ハイレートGPSで見た2010年バハカリフォルニア地震の変動

  • 2009度(平成21年度) 第112回講演会
  • ◯北海道大学大学院理学院自然史科学専攻 大関 優
    稠密GPS網による弾道ミサイルの軌道決定
    ◯東北大学大学院理学研究科 大園 真子
    ブロック回転・すべり欠損モデルに基づく2008年岩手・宮城内陸地震に伴った地殻変動の時間依存インバージョン

  • 2008度(平成20年度) 第110回講演会
  • ◯横浜国立大学大学院工学府 坂従 晴彦
    マルチコアCPUとOpenMPスレッド技術を利用したVLBI相関処理高速化の研究
    ◯北海道大学大学院理学院自然史科学専攻 松尾 功二
    重力と地形の季節変化から推定した火星の積雪の圧密
    ◯東北大学大学院理学研究科 高塚 晃多
    2004年インド洋津波によるディエゴガルシア島における津波荷重変形のモデル化

  • 2007年度(平成19年度) 第108回講演会
  • ◯北海道大学大学院 片岡 健
    西表島で半年毎に発生するゆっくり地震
    ◯京都大学大学院 長谷川 崇
    GRACEによる経年的な陸水変動の解析
    ◯東京大学大学院 風間 卓仁
    地下水流動に伴う重力変化の水文学的考察

  • 2006年度(平成18年度) 第106回講演会
  • ◯北海道大学大学院理学研究科 小川 涼子
    GRACEによる非季節性の地球重力場の変動について
    ◯京都大学大学院理学研究科 由井 智志
    神岡レーザー伸縮計で観測されたスマトラ地震による地球自由振動

  • 2005年度(平成17年度) 第104回講演会
  • ◯京都大学大学院 瀧口 博士
    荷重時系列を用いた高精度SLR解析
    ◯東京大学大学院 風間 卓仁
    重力データ解析における地下水補正の重要性―2004年浅間山噴火を例に
    ◯東北大学大学院 油井 智史
    2003年十勝沖地震(M8.0)前後のプレート間カップリング

  • 2004年度(平成16年度) 第102回講演会
  • ◯京都大学大学院 小林 佑輝
    GGPの超伝導重力計データを用いたFCNパラメーターの推定
    ◯名古屋大学大学院 高谷 和典
    海底地殻変動観測にむけたkinematic GPS の精度評価
    ◯ブレーズ・パスカル大学 福島 洋
    3次元複合境界要素法を用いた干渉SARデータの解析:フルネーズ火山の噴火に伴うダイク貫入モデルの推定

  • 2003年度(平成15年度) 第100回講演会
  • ◯京都大学大学院 山本 圭香
    複数の衛星による重力場測定のシミュレーション(2)
    ◯名古屋大学大学院 Mailano Irwan
    Evidence for dike propagation in Miyakejima 2000 and Hachijojima 2002, from crustal deformation observations
    ◯富山大学大学院 廣瀬 一聖
    潮汐定数の時間変化・空間分布と地震発生

  • 2002年度(平成14年度) 第98回講演会
  • ◯京都大学防災研究所 原田 昌武
    日向灘地殻活動総合観測線における伸縮計記録の観測点間の相関について
    ◯高知大学大学院 渡部 豪
    南西諸島のGPS速度場とサイスモテクトニクス
    ◯京都大学大学院 岩野 祥子
    超伝導重力計の傾斜補正について

  • 2001年度(平成13年度) 第96回講演会
  • ◯京都大学大学院 伊藤 武男
    GEONETのデータを用いた移動性地殻変動の検出の試み
    ◯東北大学大学院 佐藤 峰司
    ベイズモデルによる継続時間の長い地殻変動の分離・抽出:1998〜1999年の岩手山のマグマ貫入プロセスの解明

  • 2000年度(平成12年度) 第94回講演会
  • ◯名古屋大学大学院 林 宏和
    台湾GPS連続観測データにみられる年周変化の予備的解析
    ◯東京大学大学院 田中 愛幸
    球Maxwell粘弾性地球モデルの点震源に対する応答
    ◯京都大学大学院 奥山 哲
    InSARによる桜島及び姶良カルデラ周辺域の地殻変動の検出
    −JERS-1 SAR 1992-1998間のデータを用いて−